不当表示は法律違反

走行距離、修復歴、販売価格の不当表示は消費者契約法の不実告知に該当し契約の取り消しの対象になる場合もあります。

中古車の走行距離や修復歴などの履歴は消費者にとって購入する際の重要な情報であり、展示車の適正な表示に加えて、不明な点がある場合には販売店からの詳しい説明が必要となります。

最近の表示価格では車両本体価格に加えて車検費用などを含めた総額表示をする販売店も増えてきており、消費者側の特別な条件がない限り、総額表示の価格で購入することが出来るのですが、総額表示価格とは別の費用が必須というように総額表示に全の費用が含まれてない表示価格では購入できない総額表示をしている販売店があるようです。

走行距離表示ではメーター改ざんは改ざんがあったこと、メーター交換歴は交換時の距離と交換後の現在の距離を別個に表示されていること、修復歴がある場合は単に修復歴ありではなく、その部位と交換や修理などの作業内容が表示されていれば、購入する際の重要な判断材料となります。

表示に関する詳しい規約は一般社団法人 自動車公正取引協議会で確認できます。また、消費者向けの相談室を設けているので購入時のトラブルも相談できます。

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