自動車ボディ形状の歴史

自動車の車体は馬車にエンジンを搭載して、馬なし馬車として始まった。そのため馬のない馬車は見栄えが悪いことから、車体の前方に馬の首の模型を付けて走る車もあった。

馬車の車輪は馬のくびきと同じ高さになるように作らなければならないため、車輪の径は大きくなり、自動車の場合では重心が高くなり危険であった。

エンジンの出力が高まっていき、車速が速くなるにつれて車輪が小さくなり、自動車の重心が下がって行った。

初期の自動車では屋根もドアもなく馬車のようなスタイルだったが、1900年代には雨風をしのぐ幌が付き、風防ガラスが付いた。1920年代に入るとプレス技術の進歩により、車体は鋼板製になり、車体を密封し居住性を向上させるとともに、車体の流線型化により空気抵抗を低減させた。

car body style

その後、自動車のモデルチェンジが定着すると車体のスタイルはデザインの対象として重要性が増していき、客の多様な要望にこたえるために自動車メーカーは様々なデザインの車が生み出していった。

当時すでに始まっていた自動車レースのレーシングカーのボディスタイルは自動車のスピード感と優れた操縦性、安定性を象徴するものであったことから、市販車のデザインにも取り入れられていった。

当初はハシゴフレーム構造であった自動車も1930年代以降は航空機の機体の構造が応用されて、現在の乗用車に採用されているモノコック構造になっていった。(重量物を運ぶトラックは現在でもハシゴフレーム構造)



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