オートオークション エンジン不調

オートオークションの出品票にはエンジン不調やエンジン異音などの抽象的な表現で不具合が書かれている場合があります。

エンジン不調やエンジン異音などの抽象的な表現では実際にどんな不具合があるかは現車の確認をしなければわからないのですが、トランスミッションや足回りの異音などでは走行してみなければ原因を特定できないものもありります。

出品店がオートークションの出品票の記入しますが、オートオークション規約では、出品車に故障箇所がある場合に原因を特定してそれを記入する義務はなく、その現象を記入することで出品ができます。また具体的な原因がわかっている場合でも、記入した故障原因が実際の故障と異なっている場合にはクレームの対象となるため、抽象的な表現になる場合が多くなります。

例としてはエンジンの異音の場合にはアイドルプーリーのベアリングの異音のような少額修理からクランクのメタル音やヘッドのバルブ関係からの異音などの高額な修理が必要な場合まで広い範囲を示すことになり、それを記入することで出品店としては広い範囲までクレームを回避することができます。

エンジン不調もスパークプラグのなど電気的な少額な修理からエンジンの内部故障まで様々を含むことになり、ディーゼルエンジンの不調では噴射ポンプの故障などがあり、噴射ポンプのOHは高額になり、ものによっては数十万円にもなる場合があります。

エンジン不調やエンジン異音の記載がある車をオートオークションで買う場合には現車確認が必要になります。また走行時の問題がある車は落札後のクレーム対応になります。そのため、このような記載が出品票にあるの車は落札価格が低くなりますが、落札して走行してみなければわからないわからない部分が多く、下見して原因を完全に特定できないのであれば落札しないことが無難に思います。

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