乗用車の場合は24か月法定点検が継続検査の受験の前か後に義務付けられていて、点検を実施した時にはその記録を点検整備記録簿に記入します。
定期点検用・点検整備記録簿
自動車の継続検査の規制緩和の後、ユーザー自身がそれを行うユーザー車検が増えました。特に24か月点検の継続検査前の義務付けが、検査の前または後を問わず実施することになったため、継続検査をユーザー自身が容易に受けることができるようになりました。
運転者の運転操作を補助する装置(自動ブレーキ、横滑り防止、ABSなど)が普及していくなか、それらの装置の検査が安全上必要とされることから継続車検時から検査が実施されるようになります。
現行の車検制度は昭和27年に車両の安全性や公害の防止などの目的に始まり、その後2度の規制緩和が行われ今日に至っています。