中古車輸出 海外取引と危険負担

自動車の輸出に限らず海外との取引にはカントリーリスクといわれる、政治的な問題による地域紛争や戦争、貿易に関する法律の未整備や曖昧さがあり、危険がつきまといます。

海外との取引では文化、生活習慣の違いから商習慣の違いも大きく、また貿易に関する法律が急に変更されることも多くあるので、取引先との良い関係を築くことはいうまでもありませんが、同時に現地の政治情勢にも常に気を配りながら進めることが必要になります。

現地に行く機会があれば現地の現状を直接見ることに加えて、政治、治安、地域性、歴史など様々な観点でその国を知ることが出来ます。単に商品を売り込むという考えだけで現地を訪れるのであれば、せっかくの現地を知る機会があっても、その機会を失ってしまうので、広い視点から取引国を見るようにしたいですね。

自動車輸出の主なトラブル 

支払いトラブル

商習慣の違いは支払いが契約に基づいて行われない、不払いによる焦げ付き、T/Tの場合は全額先払いの場合はほとんど問題はないのですが、残金の支払いを残したままの船積は残金の焦げ付きに繋がることが多くなります。

L/Cの場合は決済の条件を満たす多くの船積みに関連した書類が必要になりますが、最初から提出が困難な書類がL/Cの決済条件に入っている場合もあるので注意が必要です。簡単にいえば現地輸入者を守ることを優先してL/Cを発行している国があります。

現地輸入に関する法律

輸入に関する法律が前触れもなく急に変更されることがあります。現地との商談、契約を終えてから輸入に関する法律が急に変更されたり、最悪の場合には船積み後にそれが変更されたりしたこともありました。こういう場合は仕入れた車の処分をどうするのかが大きな問題になります。

今朝方、フリージャーナリストの後藤健二さんがイスラム国によって殺害されました。紛争地などでの現地の人々の生活に焦点を当て、悲惨な現状を取材し世界に発信することで、こういう悲惨な状況が無くなっていくことを望んでいたと思います。この事件は時間の経過と共に日本では薄らいでいくと思いますが、紛争地ではその間も毎日多くの一般市民が紛争に巻き込まれ、毎日尊い命が失われていく状況が続きます。後藤さんの思いが実る日が来ることが望まれます。



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