中古車L/C 未決済

L/C決済にはL/Cに添付されている決済条件を満たす書類を船積書類と一緒に日本の銀行(Advising Bank)へ提出し、取り立てを依頼しますが、決済に必要な書類に不備がある場合や添付書類が不足している場合にはL/C条件の不一致となり、取り立ての依頼の受付を拒否されることになります。

また、日本の銀行(Advising Bank)で取り立て依頼を受け付けてもらえたとしても、現地L/C発行銀行で書類の不備や書類の不足が発覚した場合にはL/Cの決済がされません。

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L/Cの決済書類は船積後に作成し銀行へ持ち込むため、書類に不備がある場合にはL/C条件の不一致とされの決済がされません。また、送った中古車が現地に到着する前に、銀行からバイヤーへ船積書類が渡されないため、場合によっては現地の港での保管料が発生するようになります。一般的に港での保管料は高額になるため、L/C決済書類の問題を早期に解決することが出来なければ、バイヤーとのトラブルになることがあります。

L/Cは銀行が売り手と買い手の支払を仲介するような仕組みになり、買い手が指示した書類を売り手が船積書類と一緒にL/C発行銀行に送る決済方法になり、売り手、買い手双方にとって安全な取引にないますが、L/C発行銀行は決済書類に条件の不一致がなければ事務的に決済をするだけなので、L/C決済上の問題があれば売り手と買い手の間で話し合いをし解決していくことになります。

L/Cでの取引は現地銀行を相手にした取引ではなく、あくまでも現地バイヤーとの二者間取引になるため、L/C決済条件の不一致等の決済上の問題がある場合に、日本の銀行を通して現地銀行に決済に関して働きかけても問題を解決することはできません。

L/C決済条件の不一致等の決済上の問題がある場合には、バイヤーと決済条件について話し合いを持ち、お互いが承諾できる決済条件にL/Cの条件変更(amend)をする必要があります。

銀行を通してL/C決済条件についてバーヤーと交渉することはできますが、回答までに時間がかかり、銀行を通すたびに料金が発生することになります。また現地バイヤーの意向を直接聞くことが出来ないため、この方法だと問題の解決まで時間がかかり、現地港での保管料が発生するようになると、問題の解決をさらに難しくすることになります。

結論としては、中古車を販売するさいの売り手と買い手の船積やL/Cの条件に関する事前の話し合いが重要になります。また、十分に話し合いを行ったにも関わらずL/C条件の不一致の問題が発生した場合には、銀行経由での支払についての交渉ではなく、現地バイヤーと直接話し合いをします。お互いに承諾できる条件で合意した後、L/Cの条件変更を現地バイヤーからL/C発行銀行へ依頼してもらうことで、条件不一致であってもL/Cは決済がされます。

L/Cを用いた取引であっても取引は売り手と買い手の二者間の直接取引であるため、何か問題があれば当事者同士で話し合いをするのは当然のことになり、問題の解決には双方の合意が不可欠です。

L/Cの条件変更には銀行の手数料がかかります。また条件不一致にはペナルティー科される場合もあります。現地港の保管料が発生している場合にはバイヤーからL/C金額からの値引きを条件にした条件変更を要求される場合もあります。



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