電気自動車の始まり

電気の歴史は1775年のボルタ電池の発明から始まり、1832年のピクシの永久磁石型発電機により電気が人工的に作り出された。電気は最初に明かりとして利用され、次には通信機器として利用された。

電動機の原理は1873年にファラデー(Michael Faraday)lによって明らかにされていたが、電磁力を回転運動に変える動力装置は実用化されてなかった。

1873年にウイーンで開催された万国博覧会で起こった公開実験のミスが大きな技術革新のきっかけになった。そのミスは発電機にあやまって外部から電気を流してしまい、発電機が突然回り出した。この偶然の出来事により発電機に電流を流せば、それがそのまま直流電動機として使えることが発見された。

電動機の実用化により電気鉄道が建設されていき、市街電鉄は都市部の形態を大きく変えていった。これにより工場や会社周辺に住む必要がなくなり、現代のように公害に住んで都市部に通勤する生活形態になっていった。

電車の成功によって電動機の自動車への応用が考えられ電気自動車が開発され、1900年前後には多くの電気自動車が作られ、まだ開発途上にあった内燃機関(ガソリンエンジン)を圧倒していた。

電気自動車は音が静かで操作性もよくコンパクトで力が強いことから将来有望な自動車と期待もあったが、電気自動車には蓄電の問題があり、当時の電気自動車の電池の重さは1トン近くもあった。また一回の充電で走行出来る距離も短く、充電時間長いなどの欠点があり、内燃機関の急速な進歩とともに消えて行き1920年台にはほとんど姿を消した。

日本では戦後まもなくのガソリンが統制されていた1945年(昭和20年)からの一時期に電気自動車がタクシーを中心に利用されていた時代があったが、ガソリンの統制が解除され豊富にガソリンが流通されるようになると姿を消していった。

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1947年(昭和22年) たま電気自動車 ES4-47



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