自動車中古部品と再生部品

地球環境を守るための取組として資源の有効活用とゴミの問題が問われるようになってから様々な取組がなされていますが、自動車では古くから資源の再利用や中古部品、再生部品などが利用されています。

中古部品は解体業者が直接整備工場や板金工場などへ販売していましたが最近は、それらの部品をネット上で検索出来るようになり、新品を扱う部品商なども取り扱うようになりました。

それに伴って小さな解体業者は統廃合され大規模な解体業者が広範囲に営業して自動車販売店や整備工場などから解体車の買い取りをしています。

中古部品はドアやバンパーなどの外装品に加えてエンジンやトランスミッションなど多くの部品が再利用されています。今現在はエンジンやトランスミッションなどは走行距離の表示や保証付きの販売が主流になってきているので以前より品質管理がされていて安心して使えるようになりました。

以前のように載せてみてエンジンやをかけてみなければ状態がわからないようなものは国内向けにはあまり流通していないようなので、メーカー系の新車販売店などでも中古エンジンなどは使われるようになりました。

再生部品も同様にリビルト品として古くから再生して利用されてきました。これらは整備工場などから回収した部品を修理して再利用されています。

主な部品としてはセルモータやオルタネーター、ドライブシャフトなど一定の走行距離に応じて交換が必要な部品で再生が可能な物になります。

その他、大型トラックやバスなどではブレーキライニングやクラッチカバーなど乗用車では再生されない部品も高価になるので再生、再利用されています。

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