オートオークション 室内異臭
オートオークションには検査員記入欄に室内異臭や臭いとの記入がされている車が出品されています。
自動車の室内の異臭はほとんどの場合はペットを乗せていたことが原因による動物臭になります。
検査員ごとに表記の仕方は異なり、その表記例としては、動物臭、臭い、ペット臭、異臭などがあり、動物を載せていた痕跡がある場合には、ペットの毛ありなどと併せて異臭が表記されることもあります。
出品票の検査員記載欄の記入例
上記の例では「室内ペットの毛有」だけの表記になりますが、動物を載せていたので、異臭があることを考慮して落札することになります。臭いに関しては人間の感覚の部分が大きいため、その基準が検査員ごとに異なるのかもしれません。
異臭は文字で正確に表現することは出来ないため、動物の痕跡が出品票に記載されている場合で、それが気になるのであれば、オートオークション会場に行って現車確認が必要になります。またネットからの落札を希望するのであれば、動物の痕跡がある車をさけたほうが賢明です。
動物を載せていた痕跡がある車はワゴン車系が多く、異臭、毛のほかに、内張りのきっかきキズなどもあります。また、動物の排泄物がシートやカーペットにしみこんでいるため、その修復はほとんど不可能にも思えます。室内の掃除をしていたら、シートの下から固形の排泄物が出てきた例もあるので出来ればこういう使用歴のある車は避けたいですね。
その他の異臭には、魚釣りをする人や魚屋さんの車は魚の臭いが、シロアリ消毒、ペンキ屋さんの車などの異臭がして、その修復が困難な車は他にも多くありますが乗用車の場合には動物臭が多いようです。