オートオークション 流札と流札車の扱い

オートオークションの成約率は開催時期にもよるが大規模なオートオークション会場では概ね60%から80%くらいで小規模なオートオークションでは30%から60%くらいであり、逆に言えばオートオークションごとに違いはあれど、出品車の20%から70%くらいが成約せずに流札となっていることになります。

流札車(流れた車)

オートオークションの競り方式は競り上げ式であり、出品店の希望価格(売り切り価格)を超えて一番高い価格を応札した者が落札者となる。また、出品店の希望価格(売り切り価格)を超える応札が無ければ流札(流れ)となる。事後商談もあるので実際にはオートオークションの競り終了から当日の商談受付時間内に商談が入らずまたは商談が入っても成立しなければ流札(流れ)が確定することになる。

流札車の扱い

流札車はそのまま放置すると自動的に再出品になるオートオークション会場が多く、その場合は次週へ再出品されます。再出品をしないのであれば期限内に搬出します。(搬出期限はほとんどのオートオークション会場で3日程度)搬出期限は落札車にもあり、オートオークション会場によっては搬出期限を過ぎると自動的に落札した車が次週のオートオークションへ出品されてしまいます。自動再出品の無いオートオークション会場では出品料相当額が罰金(ペナルティ)として課されます。

事後商談と応札状況

流札車には応札無しで流れた車と応札が有って流れた車があり、流札になった車はその競りの応札状況に応じて事後商談を開始する価格が決まります。応札無しで流れた車は出品店の設定した希望価格を基準に商談を受付するオートオークション会場が多いようです。応札が有ったが出品店の希望価格に届かず流れてしまった車では最終応札に1万円か3万円をプラスして商談を受け付けるオートオークション会場が多いようですが、いずれの場合でも各オートオークション会場ごとに事後商談を受付ける規約は異なります。

最後に

オートオークションで中古車を売る場合は一回の出品で売ることが出来れば出品料と成約料の二つの経費で済むのですが、流れてしまうと次週へ再出品することになり再度出品料がかかり、何度も流れているとその度に出品料(約一万円)が毎週かかり続け高額な経費となります。今では全てのオートオークション会場で落札結果(落札相場)がそのウェブサイトで公開されていて、それを基にして競りスタート価格や希望価格を設定してオートオークションへ出品しますが、スタート価格が高すぎる場合には競り開始から応札が無く、希望価格が高すぎると希望価格前で応札のランプが消えてしまい流れてしまいます。*希望価格(売り切り価格)は価格調整室で競りの状況を見ながら応札状態に応じて変更できます。

消費者がオートオークションの代行業者を通じてオートオークションへ自分の車を出品して売る場合には競りスタート価格と売り切り価格の設定には注意が必要です。また出費票に余計なことを書くと思わぬことがクレームの対象となることもあり、誤記入はクレームの対象以外にもキャンセルの対象になる場合もあります。キャンセルはキャンセル料・出品成約料に加えて落札店からオートオークションへの往復陸送代が請求されます。その他にも書類上の問題など様々なクレームの対象になる事項があります。一般消費者がオートオークションを利用するには細心の注意が必要になります。

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