ダイハツ 三輪乗用車 Bee
1951年(昭和26年)ダイハツから三輪乗用車 Beeが発売された。
Beeは前輪1で後輪が2の三輪乗用車で、水平対向 空冷OHV4サイクルのエンジン804ccをリアに積み後輪を駆動した。
18馬力のエンジン、ギアは3段、最高速は78km/hであった。
戦前のオート三輪などをを手掛ける商用車メーカーのダイハツが三輪乗用車として、シャーシーからエンジンまでBee用に新設計されていたが、1年間の短い生産期間に終わった。
オート三輪のシャーシーやエンジンを流用してこの三輪乗用車を開発発売したのであれば、納得できる部分もあるが、Beeの全てが新設計であることを考えれば、1年で生産を終えるこの三輪乗用車を世に送り出したことの目的はなんだったのか?