ファミリア ロータリー

コスモスポーツでロータリーエンジン自信をつけたマツダは乗用車のロータリーエンジン化を進めていった。

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1968年ー1970年 ファミリア ロータリークーペ

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マツダのロータリー車の第2弾は1967年の東京モーターショーにRX85として出品された後の1968年にファミリアロータリークーペとして発売された。また、この時期ファミリアは1967年の初のフルモデルチェンジで800ccを廃止し、翌1968年に1200ccが、追加された。

このロータリーエンジンはコスモ スポーツのロータリーエンジン491ccX2の出力を下げたもので100馬力/7000rpm 最高速180km/hであったがそれでも2000ccクラスのスポーツカーに匹敵する動力性能であった。

強力なエンジン性能に合わせて足回りが強化され前輪ブレーキはディスクブレーキが標準装備された。軽量ボディに組み合わされたロータリーエンジンのパワーは強烈であり、シャーシの性能がエンジンに追いつかないと批評された。

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1968年ー1970年 ファミリア1000

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1968年ー1970年 ファミリア1200セダン

ファミリアロータリークーペの発売から2か月後にファミリアークーペ1200が発売された。エンジンは1169ccの68馬力で最高速は150km、次いで1969年にはファミリアセダンにもロータリーエンジンが搭載されファミリアロータリーSSとして発売された。

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1968年ー1970年 ファミリア1200クーペ 前輪ディスクブレーキ 最高速150km/h

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1969年ー1970年 ファミリアクーペBタイプ  ファミリア1200クーペの下位グレード、前輪はドラムブレーキで最高速はファミリア1200クーペより5km/h低い145km/h

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1969年ー1970年 ファミリアロータリークーペEタイプ ファミリアロータリークーペの下位グレードとして発売された。センターコンソールがないなど内装を簡素化させたモデルではあったが、その他の性能はファミリアロータリークーペと同じ。

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1969ネンー1970年ファミリアロータリーSS

エンジンはファミリアロータリークーペと同じロータリーエンジンであったが、フラットなトルク曲線により実用回転域での実用性が高められた。最高速175km/h、同年1969年には豪華装備のファミリアロータリーTSSが追加された。

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1969年ー1970年ファミリアロータリーTSS ファミリアロータリーセダンの豪華版として1969年11月に発売され1970年4月のファミリアプレストの登場によって生産が中止されたわすか5か月の短命モデル。

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