オートオークション 搬出遅延

オートオークションで落札した場合は搬出期限内に搬出しなければなりません。また出品車についても同様に期限内の搬出となります。

通常、落札車両の場合にはオートオークションの開催日を含めて3日から4日以内と規定しているオートオークションがほとんどです。この期間を過ぎると搬出遅延ペナルティーが科せられることになり、その額は出品料相当額(1万円くらい)になります。

翌開催日以降も搬出されない場合にはさらにペナルティーが科せられ、長期に搬出がされない場合には別の制裁の対象になる場合もあるので、搬出期限には注意が必要です。

搬出遅延でよくあるケースは、年度末前後の2月後半から4月いっぱいくらいまでの間はオートオークションの出品台数が通常月よりも多く、陸送会社にとっては繁忙期になり、陸送による搬出遅延や陸送依頼を受けてもらえない場合もあり搬出遅延となります。

また、この時期は自動車輸出もピークの状況にあり、港(保税ヤード)が満車の状態になっているため、陸送の手配が出来たとしても、港での受け入れが出来ないため、落札車両がオートークションに置き去りになるケースも多くあります。

流札車輌の搬出期限も落札車両と同様に開催日を含めて3日から4日以内となりますが、流札車輌の搬出遅延は落札車両とは異なり、その期限を過ぎると次週のオートオークションに強制出品されます。

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