最初の人工動力 蒸気機関④

1700年代に実用化された蒸気機関は1800年代には陸上交通に利用されるようになるが、大掛かりな機関であることや始動に時間がかかるなどの問題があり使い勝手が悪く、自動車の動力としてではなく、鉄道や汽船の動力源として交通を発展させた。

1801年に蒸気自動車を開発したリチャード・トレビシック(Richard Trevithik)は鉱石運搬車を蒸気機関でけん引する蒸気機関車を制作したがあまり成功しなかった。この発想は軌道車を蒸気機関でけん引するという鉄道の発送として受け継がれることになる。

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キュニヨの蒸気自動車 1769年

1814年にジョージ・スチーブンソンによって炭坑用の蒸気機関車が制作され、1829年に行われた蒸気機関車のコンクールではスチーブンソンのロケット号が30人の乗客を乗せた客車を48km/hで引いて他を圧倒する性能を見せ採用された。

その後、イギリスにおける鉄道網は既得権益者からの反発はあったが1843年には8000kmまで拡大した。また、蒸気機関は船の動力源として汽船にも広く利用されていき、水車のような推進装置をもつ外輪汽船からスクリュープロペラを持つ汽船に変更され1900年には世界船舶の60%を占めるまでになった。



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