オートオークション 再せり(2度セリ)

オートオークションの競りは通常は一度だけ行われ、出品店の希望価格までに応札が届かなかったばあいには流札となり、その場合には次週に再出品するか、他のオートオークション会場へ出品することになります。

通常は流札車はそのまま流札扱いとなりますが、規模の小さいオートオークション会場では再せり(2度せり)を行っている会場があります。

以前は単純に流札後にもう一度セリをするような形の再セリになり、1台の車に対してセリを2度行っていましたが、最近では再セリ(2度せり)がルール化され、2回目の競りでは最終応札価格からの売り切りスタートや出品店希望価格からの売り切りスタートなどのルールがあります。

例、最終応札価格からの売り切りスタート

スタート価格10万円ーーー最終応札価格25万円ーーー出品店希望価格30万円

この場合は25万円からの売り切りスタート

例、出品店希望価格からの売り切りスタート

スタート価格10万円ーーー最終応札価格25万円ーーー出品店希望価格30万円

この場合は30万円からの売り切りスタート

再セリ(2度せり)のルールは各オートオークション会場に異なるためセリ前の確認が必要です。

出品料は8千円から1万円になるため、次週の再出品になると1台の車に対して出品が倍になります。希望価格と最終応札価格が近い場合には「最終応札価格からの売り切りスタート」での再セリは有効に思えます。

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