中古品の輸出

日本からは中古車が多く輸出されていますが、その他の中古品では中古自動車部品などがあります。あまり多い事例にはならないと思いますが、中古家電製品や雑貨などを含めた雑品が輸出されることがあります。

自動車以外の中古品の輸出はバーゼル条約での規制があるため、現地で産業廃棄物として放置されないことの承認を受けた後の通関になります。

コンテナでの輸出では20ftと40ftのコンテナがありますが、フレートの違いを除いては輸送経費がほとんど同じなので、通常は40ftコンテナが使われます。

40ftは長さが12メートルあり、その容積は大きいので多くのものを入れることができるのですが、小さいもの大きいものを含めて多くの種類のものを入れて輸出しようとすると、インボイスの作成を慎重にする必要があります。

その理由としてはインボイスに記載されている輸出品とコンテナに積載されたものが一致することが前提に税関に申告することになるためです。小さいものは多くの種類のものを入れることができますが、その種類や数量の分だけインボイスに記載しなければならず、輸出品に番号を振り、インボイスと照合できるように梱包する必要があります。

コンテナ輸出ではコンテナのフレートより国内の通関やコンテナ積作業などに係る経費が大きく、コンテナ輸出の手配方法などで全体の経費は大きくことなりますが、おおよそ数十万円くらいの経費になります。そのため、なるべく多くの輸出品をコンテナへ詰め込みたいとなるのですが、多くの種類のものを入れた分だけインボイスの作成に時間を費やすことになります。

また、コンテナの中に多くの種類のものを入れた場合は税関も輸出品とインボイスを確認することが難しくなるため、X線検査になる確率が高くなり、X線検査になれば4万円くらいの余分な費用がかかります。さらにコンテナから輸出品を出しての税関検査になれば数十万円の費用がかかります。

基本的には申告された輸出品とコンテナに積載された輸出品は一致することが原則になるので、たとえパチンコ玉一つがコンテナに入っていても申告する必要があります。

X線検査ではかなり詳細な部分まで確認できるようなので、それにより申告されてないものが発見された場合には、コンテナから輸出品を出しての税関検査になる可能性が大きくなります。



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