自動車の走行距離メーターの不当表示

食料品の不当表示などの偽装表示が様々な分野で問題になってきましたが不当表示の問題は各業種ごとに改善はされつつあるように思います。自動車業界でも消費者向けの車両状態の適正な表示や走行距離メーターの巻き戻しの問題に関する取り組みがなされてきました。

業種ごとに不正な表示はその業界では当然の如く在ったようですが、それらが業業種ごとに発覚し不正で不当なものであるとの社会的な批判を受けて、現在は業界ごとに改善への取り組みが始まったようです。

自動車のメーター巻き戻しは食品の偽装表示などと同じように当然のように行われてきた経緯がありましたが、日本オートオークション協議会の走行メーター管理システムの稼働や車検証への継続車検時での走行距離の記載などにより改善されてきています。

一般消費者からも下記から走行距離の履歴を調べることが出来ます。

走行距離が100万kmを超える中型から大型トラック、バスなどはメーターの表示の桁数の問題があるために走行距離が不明の車両が依然として多く、走行不明車両としてオートオークションに出品されているのが現状です。

乗用車などでは車検証に掲載されている走行距離までメーターを巻き戻すなどような事例もあるようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です