オートオークション 修復歴車の定義
修復歴は一般には事故車と呼ばれていることが多く、その統一された定義はありませんが、オートオークションでは仕入れる際の目安として定義づけがされています。
一般に事故車といわれている言葉はオートオークションでは修復歴車と定義されています。
修復歴車の判定をするための統一した基準はないのですが、おおむね査定協会の判定基準を元にしている場合が多いようです。
下記に該当する部品の交換や修理をした車が修復歴車となります。
クロスメンバー(フロント、リア)
バンパーの後ろ、ラジエーターの下部にあるフレームのような部品
サイドメンバー
エンジンやトランスミッションをマウントするフレームような部品
インサイドパネル、ダッシュパネル
車台番号が刻印されているパネル
ピラー
ドアなどが取付られている柱
ルーフ
屋根
フロアパネル
運転席、トランクの床
ラジエーターコアサポート
ラジエーターやクーラーコンデンサーを固定しているパネル
部品名は各メーカーごとに異なるため一般的に呼ばれている部品名になります。
*修復前の事故現状車も上記に該当する場合は修復歴車になります。
*上記に該当する部品であっても溶接ではなく、ねじ止めの場合は修復歴にはなりません。
自動車の構造は車種やメーカーにより大きく異なるため、車種ごとの個別になる場合も多くあり、落札後に再検査になり再度、修復歴判定をする場合もあります。