自動車事故 過失割合 100:0

自動車事故の過失割合はほとんどの場合は双方に過失があり、一部の例外を除いて、その割合が100:0にはなりません。

過失割合 100対0になる場合の代表的な事例としては、後方からの追突があります。この場合は前方の車が動いているいないにかかわらず、後方から追突し車の過失が100%になります。

居眠りやわき見運転などからの追突事故であり、追突されたくるま側は事故の予測と回避が不可能なことからの過失100対0割合になり、追突側の過失が100%となります。

その他には駐車中の車の急なドア開けがあります。この場合、駐車中の車を通り過ぎる直前に駐車中の車のドアが急に開いた場合には衝突を回避することは不可能であるため、過失100対0割合になり、ドアを開けた側の過失が100%になります。

自動車事故は交差点で起こることが多く、また双方が動いている状態であることが多いために過失は双方にあることになります。優先道路、一時停止側の道路など、どちら側を走行していたかを基に判例から過失の割合が決められることが多く、実情にそぐわない面も多くあり、運転者として納得のいかない判例から過失割合が算出されていることも多くあります。

また、事故後に事故状況を覆すような証言をする運転者も多くその場合は、保険会社などから提示された過失割合を拒否するケースもあり、示談交渉が長引いたり、示談が成立せず放置されるようなことも多くあります。

事故は自動車保険に加入していれば、通常は保険会社の事故処理を専門に扱う部署からアジャスターが来て調査し、双方の保険会社のアジャスター同士で協議して過失割合が算出されます。その過失割合を当事者双方が承諾しなれば、示談は成立せず、どうしてもその過失割合に納得がいかなければ、民事裁判での解決での解決をめざすことになります。

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