中古自動車の輸出

中古自動車の輸出は日本車の品質が向上し世界でその知名度が上がり国内に十分な中古車が流通するころから始まり1980年代頃から増加してきましたが最近は現地生産が先進国から後進国まで広がり、現地生産を開始した国では自国の産業を守るために中古車の輸入規制が始まり日本からの中古車を多く受けいれていた国でも輸入台数が減少または規制により輸入が出来なくなる場合もあります。

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今後も自動車メーカーを誘致して現地生産を始めり国は増えていくのではないかと思われますので日本からの中古自動車の輸出は減少していくのではないかと思います。

以前、中古車の輸出は日本の自動車の品質を維持するために輸出検査を事前に行い検査に合格した車両の出許可を通産省(現経産省)に申請し輸出許可を受けて輸出されていました。
日本車の知名度が上がりその品質が認知され、また規制緩和の流れの中で輸出検査が廃止され抹消登録証原本の複写で輸出されるようになりました。
この規制緩和の中で抹消登録証の原本の提出がされなかったため盗難車の輸出が増加するようになり社会問題になった時もありました。

今現在は通関申告時に輸出抹消原本の提出が義務化されたため盗難車の輸出は減少しました。

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