中古車査定

自動車買取店の広告で無料査定や出張無料査定などの広告を見かけます。自動車買い取り店の自動車の査定とは、単に自動車買取店が自動車の買取希望価格をユーザーに伝え、買取交渉後にユーザーの納得する買取価格を提示することが自動車査定になっているようです。

自動車には土地のような路線価や公示価格、基準地価のようなものは存在しないため、オートオークションの落札相場を基準に自動車販売店や自動車買取店では、買取下取りの価格を決めていることが多いと思います。

自動車は不動産ではなく、経年によりその価値が下落していく動産なのですが、中古車であってもその価値は他の動産と比較して高く、数万円から数千万まで幅広いものであり、その価値の高さから、車検場で所有者登録がされ所有権が公に認めらていて准不動産のような存在になっています。

その価値を客観的に算定する必要があるケースには、遺産相続や債権者による負債の取り立ての為の第三者機関による客観的な算定(自動車査定)などがあります。

こういうケースでは一般社団法人 日本自動車査定協会で査定されその査定書が使われています。日本自動車査定協会では基準価格にキズヘコミや走行距離、車検の残存期間、装備品などを加減点し、現在の車両状態とその価値を客観的に算出して自動車を査定しています。

また、税務署などでは減価償却期間が定められていて自動車の場合には減価償却資産としての価値が3年から6年でなくなります。簡単にいえば帳簿上の償却資産価値がゼロであり、簿価がゼロということになります。この場合には市場での価値はまったく評価されず、新車価格を対応年数で割って、毎年その定額分の価値が下がって行き対応年数が過ぎると価値がゼロになります。

これらに対して買取や下取りの場合には買取下取りした自動車の価格とオートオークションで売れる価格との差額を考慮しての所有者との価格交渉であり、ユーザーから見れば高く売りたい、買取店からみれば安く買いたいとなり、ユーザーは多くの買取店を回り高く買取価格を提示した買取店で売り、買取店では他の買取店が付けた買取価格を気にしながら買取価格を付けるようになります。

自動車の買取の場合の自動車の査定は算定基準による客観的な査定というよりは、単にユーザーと買い取り価格交渉をしているだけであり、買取店のなかには無料出張査定の時に、ユーザーが車を売るまで帰らないなどの押し売りならぬ、押買いのような行為を行う業者もいるようで、本来の自動車査定の意味合いが変わってきているのか、自動車査定の意味合いが広くなっているのかと疑問に感じられます。



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