車検時に車載式自己診断装置(OBD)検査導入へ

運転者の運転操作を補助する装置(自動ブレーキ、横滑り防止、ABSなど)が普及していくなか、それらの装置の検査が安全上必要とされることから継続車検時から検査が実施されるようになります。

OBDの検査対象車種、対象装置、検査手法などはこれからの議論になり、3年後までにはODB対応スキャンツールの標準仕様がまとまり、法改正などを経て2018年以降には始まるようです。

OBDの検査が始まると一部車種の車検整備にスキャンツールが不可欠になり、検査機器の導入と電子整備機器の知識が必要になります。

国交省は各自動車整備工場からスキャンツールから集めた点検、故障の記録をビッグデータとして集約し、故障診断などに生かしていく構想も進めており、自動車の機械的な部分を中心とした検査から電子機器を合わせた検査になっていくようです。

また、自動運転システムを持った自動車も今後10年以内には発売されるようなので、今後の自動車の発展を考えればOBDの検査の導入は当然のことであると思われます。

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