職権打刻車

自動車にはその車輌固有の車台番号が付与されていて同じ番号の車輌は存在しません。

その車台番号が事故などにより損傷し確認が困難になった場合には職権打刻として車体番号が打ち直され東12345東のような車台番号になります。また少量の生産や輸入された車両には車体番号が打刻されます。 

実際に職権打刻がされる例としてはトラックなどのフレームに車体番号が打刻されている場合に腐食などにより確認が困難な状態の時に行われます。 

乗用車の場合は腐食や事故があっても車台番号が損傷を受けない場所に車台番号が打刻されています。簡単にいえば原型をとどめないような大きな事故でない限り損傷を受けないパネルに車台番号が打刻されています。そのため国産の乗用車では職権打刻車を見ることはほとんどありません。 

以前にはランドクルーザーなどの海外で人気の高い車輌が職権打刻車としてオートオークションに多数出品されていた時代がありました。盗難車が社会問題になっていたころに乗用車の職権打刻車が存在していた理由は現在のように輸出抹消原本を通関の際に提示する義務がなく車検証の写しや現在登録証明での輸出が可能であったことがあげられます。 

一枚の車検証の写しや現在登録証明を何度も使い、現車の車体番号を張り替えることで盗難車を輸出していたようです。そのため盗難車の輸出に失敗した輸出向けの高額車がオートオークションに出品されていましたが、輸出抹消原本を通関の際に提示するなどの輸出手続きの規制により現在ではオートオークションで乗用車の職権打刻車を見かけることはなくなりました。

職権打刻車の車検書



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