保険事故 自動車査定

自動車の査定というと中古車の下取り、買い取り価格の査定や高額車両の場合の相続目的の査定がありますが、事故の損害額を確定する際にも自動車の査定がされる場合があります。

自動車事故の損害額を確定するに、通常は修理費用を見積もることになりますが、当該車両の修理費用がその自動車の価値が修理費用を大きく上回る場合には、損害額を自動車の査定額とする場合があります。

その場合には中古車としての市場価格(オートオークションなど)ではなく新車では価格の10%となる場合もあり、実損価格とかけ離れている損害額となり、当該車両の修理費用を賄えないことになります。

例としては新車価格200万円、中古車としての市場価格40万円、修理見積もり60万円場合に新車価格の10%を当該車両の査定とすると損害額が20万円となり、事故による買い替えや修理費用にも足りない損害額になってしまいます。

自動車事故は当事者双方が自動車保険に入っていれば、当事者双方の保険会社のアジャスターにより過失割合と損害額決められるため、修理費用の見積もりが自動車の査定価格を大きく上回る場合には新車価格の10%を当該車両の査定をアジャスターから告げられることになります。

過失割合が100対0の場合では過失割合が0側では通常修理費用の負担はないのですが、自動車の査定を損害額とされ、それを承諾してしまうと自己負担が発生することになります。

実際には修理費用や買い替えができないような査定額では当事者の納得を得ることは難しく、示談にはならないケースが多いようです。そのため最終的には修理をするケースでは中古部品を使う、またはドアなどの部品を交換ではなく板金することなどですることで修理見積もりを全額認めさせているようです。また、全損の場合では当該自動車を中古車として再購入することが可能な金額での交渉が行われているようです。

世界初の交通事故

もらい事故の過失割合0で新車価格の10%を当該車両の査定を言い成りにのんでしまうと事故のもらう損になってしまうようです。

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