交通事情と急速な道路交通網の整備
スリランカなどのアジアの国々で到着後にすぐに目にするのは交通渋滞です。
スリランカでも都市部の渋滞は慢性的で朝晩の通勤時間帯は凄まじいものがあります。
スリランカでは都市部に加えて急速に全国の交通網の整備が行われているため、地方へと続く幹線道路なども拡張工事がある区間などで大渋滞になっています。
スリランカの都市部では日本のような橋桁方式の高速道路も一部が去年開通しましたが渋滞を解消するのには程遠く、その他に立ち退きなどで道路を拡張する工事が進められています。それに伴って片側一車線の対面通行から2車線の一方通行に道路が変更されている所もあります。
スリランカの信号機は都市部にしかなくその数は少ないので大きな道路が交差する交差点であっても信号機が無い所がほとんどなのですが、おまわりさんが立って交通整理をしているのは都市部の中心地に限られます。
スリランカでは、ほとんどの交通手段は自家用の車かバス、三輪車のタクシーなどの交通機関なのでこれが道路を渋滞させる大きな要因になっています。
スリランカの列車はディーゼル機関車で都市部と地方都市を結んでいますがそのほとんどが単線なので本数が少なく時間もかかるのでバスを利用する人がほとんどです。
スリランカでは自動車に限らず歩行者も含めて全ての交通マナーが悪いので旅行の際に運転をするのであれば、気をつけたほうがいいですね。