バッテリー上がり

バッテリー上がりの原因はいくつかあり、長期間放置された車両のバッテリー上がりではブースターケーブルでエンジンを始動出来ますが、同時にバッテリーの性能を調べる必要があります。 

また、毎日エンジンを始動してある程度の距離を走っているにも関わらず、突然バッテリーが上がることもあります。この場合はバッテリーの点検とは別に電気系の故障も考えられます。

バッテリー端子の腐食による接触不良、または端子の取付が振動によりゆるみ、接触不良になっている場合があります。いずれの場合も発電機(オルタネーター)からバッテリーに電気が供給されずに充電不足になります。また端子にガタが大きな電流が流れるエンジン始動時には接点でスパークし接点が焦げるため電気が流れなくなります。こういう場合は端子の腐食を取り除きワイヤーブラシなどで磨いた後で端子を再度取付ます。端子の腐食がひどくナットを締めてもガタが出る場合は端子の交換が必要になります。

バッテリー上がりの原因にはバッテリーの性能の低下とは別に電気系の故障による充電不足、または充電がされていない場合があります。

自動車には発電機が搭載されていてオルタネーターと呼ばれています。エンジンの回転をベルトで発電機に伝え発電する仕組みです。

オルタネーターの故障で発電がされない場合にはメーターないのchargeランプが赤く点灯します。

その他にはchargeランプはエンジン始動後に消灯はしますが、トランジスターの一部が壊れ、発電量が不足している場合があります。この場合は電気の消費量に発電が追い付かずバッテリー上がりの原因になります。

現象としては昼間に自動車を利用した時にはバッテリーが十分に充電されるのですが、夜に自動車を利用した時に充電されずバッテリーが上がってしまうなどがあります。 その他、渋滞中などでアイドリング状態が長くつづいている時にエアコン、ワイパー、ヘッドライト点灯など多くの電気を消費する場合なども同じ現象が起きる場合があります。

この警告灯が点灯する場合は整備工場で点検しそれが原因の場合にはオルタネーターの交換が必要になります。

一般的にオルタネーターは新品に交換するのではなく、取り外したオルタネーターを自動車の電装部品専門に修理している修理工場で修理をした後に再度取付ます。またその修理工場では修理済のオルタネーターを在庫しているので、故障したオルタネーターと修理済のオルタネーター(リビルト部品)へ交換することが一般的です。

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