消費税の軽減税率と中古車

消費税の軽減税率(複数税率)が導入された場合にはリサイクルショップや中古車販売店などで販売される中古品の取引に消費税の特例を検討しているようです。


中古車は新車購入時に消費税が課税され、その後転売されるたびに消費税が課税されるため、一つの商品に何度も消費税が課税されます。

そのため、複数税率が導入された際には粗利(仕入れ値と売値の差額)に課税する特例(マージン課税)が検討されているようです。

消費税は仕入れに対しての仮払消費税と売り上げの仮受消費税の差額を納税するのですが、複数税率導入時には、経理方式として税額票(インボイス)の採用が検討されています。

中古車の場合は税額票が発行出来ないユーザーからの買い取り下取りの仕入れ形態が多く、仮受消費税から仮払消費税差し引く控除が受けられないため、中古車業界の影響が大きいことがその理由になっています。

簡単にいえばマージン課税は中古車の粗利益に消費税が課税されるため、転売されるたびに車両本体に何度も課税されることがなくなるということになります。

この制度が実現すれば車両本体には新車時に一度だけ消費税が課税されることになります。

消費税の軽減税率の導入が実現される可能性が薄い状態で、この特例は絵に書いた餅のようです。

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